ゼルビア、最下位に沈む。

雨の中の野津田参り。
ここのスタジアムは改装中ということもあり、まったく雨をしのげる場所がありません。
（多分、改装されても多くの部分は屋根が無い状況だとは思いますが。）
Jで使用されているスタジアム、そのほとんどが野津田より立派な施設が多く、こういう日は恨めしく思います。
雷が酷いときは、どこへ逃げればよいのだうろうと不安に思います。

今日の相手は草津の皆さん。
湯もみの皆さんも見えます。

一方、町田の皆さん。
試合開始前には、今日も応援練習してました。

今日の観客数は2000人をちょっと超えたくらい。
天気が悪いと観客動員にすぐ影響しますね。
やはり屋根付きが羨ましい。

試合の方は、今シーズン何度か目にしているような展開でゼルビア敗退。
前半の草津・御厨選手のヘディングシュート、見事なヘッドでしたがクロスも良かった。
町田・GK修行選手、一度前へ出ようとするも躊躇せざるを得ない場所にボールが上がりました。
後半に入り、しばらくば町田のペースで草津ゴール前に迫りますが、そのゴール前はしっかり固められており、なかなかゴールできませんでしたね。
パスをつなぎながら攻めるコンセプトはわかりますが、有効な縦への仕掛けが少なくシュートに持っていけない。
シュートに持って行っても、すでにスペースが無く、苦し紛れでゴールの可能性が低い。
という感じでしょうか。
相手も、町田の攻めのテンポが毎度同じなので、守りやすかったのだろうと思います。
後半は、お約束のカウンター攻撃を受け、0-2。

解説の人や相手チームの人が「町田は良いサッカーをしている」と言ってくれることがありますが、これはお世辞くらいに思っておいた方が良いと思います。

相手は、町田よりJ1、J2経験を豊富に持つチームがほとんど。
どのようなサッカーがJで通用するのか、よくご存じのはず。
戦って結果を出しているのは、どちらでしょうか。
美しいサッカーは勝つための手段であって、目的ではありません。
後ろやサイドでパスをつないでも、それだけではゴールできません。

岐阜が夜の試合で愛媛と引き分けたため、ゼルビアはついに最下位へ。


試合後の監督のコメントを拝見すると、現状戦力ではこれが精一杯とのこと。
ということは、今後は戦力補強でもない限り、今日のような試合が続いていくのでしょうか。
けが人を抱えており、苦しい台所事情ではありますが、ある意味白旗を上げているのだと感じました。

選手も辛いだろうな。

財力もなく、戦力もままならい小さなクラブチームを応援するということは、ホントにそのチームを好きでなければやってられないですね。
応援する側も試されていると思います。

とりあえず、私はゼルビアの今シーズンを行く末を見守るため、また野津田へ応援に出かけたいと感じます。

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